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協会の取り組み

協会の取り組み

いま人口減少、構造変化のなかで空き家の増加は社会問題となっており、愛媛県におきましてもその割合は顕著となっております。

空き家の増加は、近隣の環境やまちのイメージの低下、事件事故の発生にもつながります。これらの空き家問題の要因には、使用されなくなった建物の流通や利活用のむつかしさ、権利の調整の行き詰り、周辺への配慮の意識の低さなどが 考えられますが、行政としても個人の権利という踏み込みにくい問題があり解決が進まない状況となっています。
しかし今後人口減少により都市や街など色々なものが縮んで行かざるを得ない状況の中で、コンパクトかつ健全なまちづくりを進めなければならず、場合によっては個人の権利よりも公共の福祉を優先しなければなりません。

このたびの「空家対策特別措置法」の成立、県市町の条例の制定などの取り組みを受け、今後は危険空き家の撤去、住宅用土地固定資産税軽減の変更など、この問題への積極的な取り組みが望まれるところです。 わたしたち非営利活動法人(NPO法人)愛媛県不動産コンサルティング協会は、不動産コンサルティングマスター、不動産鑑定士、税理士、行政書士、一級建築士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を保有している県内40名で構成され、税務、相続、後見制度、家族信託、ADR 法による民間調停にかかる研修・育成などを行い、高齢化社会における問題に対応するべく研鑽し、また無料相談会や一般向けの講演会なども実施し、社会貢献を図っている団体です。

わたしたちは、その経験や知識をもって、複雑な権利調整や不動産の有効利活用などにも取り組んでおり、日常の業務では司法書士、土地家屋調査士、税理士、行政書士、弁護士などの専門資格者とも連携関係にあり、様々な事例に即したコーディネート能力によるワンストップの役割を果たせるのではないかと思います。 このたび国土交通省の補助事業であります「空き家管理等基盤強化推進事業」の支援対象団体としての採択を受け、この空き家相談マニュアルを作成いたしました。
このマニュアルを参考に私どもと連携をお取りいただき、空き家問題の解決を図っていただきたいと思います。様々な事案が寄せられているのではないかと思いますが、難しい事案もご提供いただき、ともに知恵を出しながら問題解決の糸口を見出し、資産価値のある空き家は管理や流通を促し、外部に不経済をもたらす悪い不動産は再生や解体除却などにより減らす努力をし、安全で健全なコミュニティやまちづくりを目指して行きましょう。